ソイプロテインを料理してみる① 卵+バナナ+ソイプロ=パンケーキ?
今年に入ってから始めている筋トレ。
とりあえず肉体だけでもそれなりに健康でありたい、という感じでやっています。
なので決してムキムキとがガチガチではありません。むしろ腹回りはそこそこプヨプヨしてます。子供がプールに行きたがっていますが私は行きたくありません。鬱とか抜きで。(でも、子供のためには頑張って行かないといけないんだろうなぁ…)
1~3月で筋肉を付けながら体重を5kg増やした(増量期)ので
今は筋肉をできるだけ落とさずに増やした分と同じぐらいの体重を減少させようと(減量期)試みているところです。
プロテインも味付きのホエイプロテインから味無しのソイプロテインに変更しました。
減量期はカロリーか脂質か糖質のどれかをきっちり減らさないといけないそうです。
私は過去の経験から糖質をそこそこに抑える方法をとっています。糖質を押さえたらカロリーも自動的に抑えられるので、脂質カットよりはずっと簡単。
ただ吸収を考えてプロテインの摂取と同時に多少の炭水化物も取るようにしています。そこで大活躍なのがバナナ。甘くて栄養豊富で食物繊維も多い。その上安い。
しかしハンドブレンダーでソイプロテイン20gと水300ccにバナナ一本を混ぜるだけで美味しいドリンクができあがるのは良いんですが、それでは数秒で飲み干してしまい私の昂ぶる食欲を抑えることはできません。
お腹にたまるパンケーキにしてしまおう
「バナナ一本と卵二個」でパンケーキを作るレシピを発見。
実際に作ってみると、粉がない分どうしても薄焼きになってしまいますし、美味しいですがこれはパンケーキに近いのか薄焼きの卵焼きに近いのか、微妙なところ。
粉がない分。
粉……。
プロテイン混ぜてしまおうか。
安易な思いつきでソイプロテイン20gを加えて焼き上げましたが、ソイプロテインなしよりかなり分厚く作れて、かさが増した分食欲も満たされます。
箸で混ぜても特にダマになる感じはなく、ソイプロテインなしよりも弱めですがバナナの甘みも感じられて、何より腹持ちが良いです。
今は減量期なのでシロップとかかけられませんが、シロップをかけたら相当美味しいと思われます。
また、卵二つで大体15g程度のタンパク質もとれるので、プロテインと合わせると30g程度のタンパク質が補給できちゃうのも嬉しいところ。筋トレの前後に食べると最高ですね。
問題は卵二つで脂質が12gぐらいあるので、低脂質には向いていないという点でしょうか。
バナナにも20gの炭水化物(内三分の一が糖分)が含まれているので、ローカーボ、低炭水化物の点から見ても多少注意が必要です。
しかし私は一日50~100gの炭水化物は必ず摂取した方が良いと考えているので、(過去に極端な炭水化物抜きをやって拒食症になりかけました)一食の炭水化物量としてはかなり適切なのではないかと感じます。
ストラテラでADHD要素が減ってアスペルガー要素が増えた件。
ストラテラを1日80mg飲み出してから、明らかにADHD的な症状は減りました。その辺りの流れは過去記事で。
ただ、私はアスペルガーとADHDの両方を持っていると診断されています。
ADHDの症状を改善してくれる薬(ストラテラ)を飲んで効果があったため、ADHD的な不注意や物忘れが劇的に改善し、これまで壊滅的というか多分存在すらしていなかったんじゃないかと言いたい体内時計が突然時間を刻み始め、生活リズムが生まれました。しかし一方でアスペルガー的要素はADHDの要素が改善されていくと同時に、ストラテラ服用以前より増しています。
その中でも目立って悪化している、感覚過敏。
割と有名なKAIENという会社のサイトに発達障害の感覚過敏が解りやすく掲載されていたので、そこを基に私の感覚過敏を抽出してストラテラ服用後にどう変化したかを書いてみます。
※感覚過敏には様々なものがありますが、あくまで人其れ其れで、私も全て当てはまるわけではありません。
発達障害と感覚過敏・鈍麻 : 大人の発達障害Q&A - 株式会社Kaien
■聴覚
・特定の大きな音がその場から逃げ出すほど苦手。【悪化】
好きなのに映画が見られなかったり、好きなのにカラオケに行けなかったり。遊園地とか音だけで盛大にビビるので全体がお化け屋敷みたいなものです。耐えられる限り耐えていれば突然恐怖心が消え去る事もありますが、突然復活したりもするので、困ります。ただ、大人になるにつれて消えていき、映画はアクション以外なら何とか、カラオケも一時的な症状に耐えさえすれば何とか。最近では念願のライブ参戦までも(≧∀≦)
このまま年齢と共に消えていくのかと思っていましたが、ストラテラ服用後徐々に復活。この間は子供と遊んでいる時に真上をヘリコプター三機が通過して、音が怖すぎてしばらく身動きをとれないでいました。
・遠くの音が聞こえすぎたり、音の遠近が付きづらかったりする。【悪化】
これ、発達障害の症状だとは思いませんでした。世の中の全員がそうだとばかり(この思い込みもアスペルガーの特徴らしいです)。
音がどこから鳴っているのか、特定する事が凄く苦手。音響的な意味の遠い近いは解るけれど、例えば外で食事をする時の店内BGMは凄く苦手で、会話はおろか食事にも集中できなくなったりします。BGMがイヤホンで聴いているかの如く近くで鳴っているように感じることもあります。
これと『特定の大きな音がその場から逃げ出すほど苦手』が同時に出ると、音恐怖症というような状態になります。音全部が間近で鳴っているように大きく聞こえるので、全ての音が恐怖の対象です。ストラテラの効果を感じ始めると同時に、毎日30分~1時間程度この状態になるようになりました。
近くの音が遠く聞こえる事はあまりないです。多分。少なくとも自覚する限り。(自信なし)
また、聴覚の過敏であっても、何かに集中するとかえって物音が聞こえなさすぎる状態になる方もいます。この場合は「いつもは音を気にしているのに、場合によっては名前を大きな声で呼んでも気づかないなんて、なんて自分勝手な奴だ」と勘違いされてしまうこともあります。
引用になりますが、確かに昔よく言われました。
だからイヤホンやヘッドホンをして、「今聞こえてませんよ」とアピールします。更に私はこれを利用して、ヘッドホン・イヤホンをしているのに一切音を感じないように集中することで意図的に過集中に入れるようになりました。一種の特技であり、発達障害の私が仕事をする上での武器です。その状態だと、周りの音が聞こえていなくても咎められません。だから実は音楽聴いていなかったりします(^◇^;)
この意図的な過集中はストラテラ服用後難しくなり、最近はあまりできません。できない、と言うより、普通に集中できるので過集中に入る必要があまりないです。
■視覚
・些末な違いが気になったり、目に飛び込んできたりする感覚がある。【悪化】
視覚系は聴覚ほど酷くはありませんが、変に一カ所だけを集中してみてしまったり、視界の外側から突然「私を見て!」と言わんばかりに目に飛び込んできたりします。特に外出時は出やすい症状です。
■体内感覚
・空腹の感覚が乏しく、食事をたびたび忘れる。【良化】
・疲れているという感覚がわからない。このため急に倒れる。【良化】
私の中でこの二つは殆ど同じです。常に全力投球。0か100かしか存在しない。という勢いで、実際今まで生きてきて突然ぶっ倒れた回数は多分100を下らないと思います。そんな状態ですから、食事を忘れるのは日常茶飯事。特に10代後半~20代は正にこれで、意識不明のまま救急車で運ばれた事もあります。
ストラテラ服用後は過集中の回数が減り、疲れの感覚は未だに鈍いですが『集中の切れ間』が良い意味で増えました。時間感覚があるため、食事や薬を忘れる事もほとんどありません。また、何かに追い立てられている感覚(衝動性?)も減ったため、休む時にしっかり休めています。
■触覚
・他人から触られることが苦手だったり、痛みを感じることもある。【変化無し】
痛みは感じませんが、触られると過剰に反応します。特に後ろから急に肩を叩かれるとパニックです。高校生の頃に驚いて思わず裏拳を当ててしまった事も……。
・手や足を中心にものを付けることを著しく嫌う。【変化無し】
靴下は、くるぶしの下までのものを買って我慢しています。
アスペルガー・ADHD両方に疑いのある小学二年の息子も同じようで、靴下を嫌います。
・特定の衣服や布でないと身に着けられない。(※家の中では裸を好むことも)【変化無し】
裸族最高(・∀・)
新しい四字熟語みたいになってしまいましたが、本当に、できる事なら何も身に纏いたくはない。主に締め付け感のある衣服は苦手。サラサラ系の服が大好き。
■まとめると
総じて視覚聴覚が悪化。体内感覚は良化。触覚は変化無し。
ただこれらは発達障害全般の話なので、併発している私にとってどれがアスペルガー固有なのかとか、ADHD由来なのかとか、その辺りは全く解りません。
もしかしたら私の場合、体内感覚がADHD由来で視覚聴覚はアスペルガー由来なのかもしれませんが、体内感覚はむしろ鈍化しているのが問題だったので、単純に感覚が鋭くなっているのかもしれません。
実際ストラテラで感覚が鋭くなる・過敏が酷くなった、という例は、ネットを検索したら一定数存在するようです。
■ストラテラについて
ただ、じゃあストラテラ飲むの止めよう、とはならないです。多大な恩恵があるので、吐き気や目眩などの副作用に視覚聴覚の感覚過敏が加わっても、それでも飲んでいる方が圧倒的に生活が楽。生活が楽だから生きるのも楽。この調子で鬱も治ってくれないかと期待できる程。
発達障害の症状もそれに伴う生き辛さの感じ方も全ては一律でなく人其れ其れなので、私は未だに子供に飲ませる気にはならないですが、もし自己判断できる年齢で本当に症状で困っていて副作用にも耐えられるなら、ストラテラという選択肢(時にはコンサータかもしれない)はありだと思います。
ストラテラ 服用1ヶ月時点の状態。 ある程度の『まとめ』
随分久しぶりの更新になってしまいました。
ストラテラを朝40mg、夜40mgにしてから副作用が辛すぎて一気に鬱モードへ突入し、その状態で年度末を迎えたため、正直生きてるだけで精一杯。生きてて良かった。
さて4月になりようやく更新できると思ってブログの管理画面を開いたら、アクセス数が倍増していました。
誰も見ていないブログだから好き放題書いちゃえー(・∀・) 的なノリなので期待しないでください。
でも何かの役に立てれば幸いです(・∀・)
1ヶ月経過
効果 ■■■■
副作用 ■■■
(五段階評価)
効果
1,忙しくて少しズレたけれど、それでも生活リズムは規則正しい。
2,明らかに集中の仕方が変わった。
3,薬の飲み忘れが激減。
4,気持ちの切り替えが少し上手くなった。
5,優先順位が付けられるように
1,忙しくて少しズレたけれど、それでも生活リズムは規則正しい。
正直、年度末の忙しさは洒落になっていませんでした。
普段の私なら忙殺されて寝ずに物事を処理、そして年度明けて死んだように眠る……という感じなのですが。
毎日朝起きられるというのは相当な強みで、カレンダー通りにスケジュールを消化できるんです。これ、普通の人にとっては普通の事かも知れませんが、私にとっては異常事態です。
だって一日という時間感覚がそもそもなくて、非24時間睡眠覚醒症候群とも言われた私が、毎日規則正しい生活を送っているなんて……!
時計を買おうとしたら友人に「お前に時計は要らないだろ」とまで言われた私が。
朝何時に起きて何時から行動して何時に終えて……とスケジュールを組めるんですよ。
これは忙しさの中で非常に大きな強みになってくれました。
2,明らかに集中の仕方が変わった。
年度末の忙しさを乗り切っている時に気付いたのですが
意図的に過集中に入るのが難しくなった代わりに『普通の集中』ができるようになりました。
過集中になると私は周囲の音も時間も何もかもが無になってしまうのですが
今できている集中は、周りの音も拾えてるんだけれど、ちゃんと集中もできている状態。
だからパソコンに向かってる最中子供に横から話しかけられても平気。ちょっと答えてすぐ元の集中状態に戻れちゃいます。これは今まで殆ど経験した事がありません。
3,薬の飲み忘れが激減。
私は薬の管理がとにかく下手です。
昼の薬を飲んでいない事に気付くのが夕方パニック発作を起こしかけてから……ということが多々あります。何度痛い目に遭っても、お薬カレンダーを準備しても、どうしても毎日のようにやらかしてしまう。
そんな私が、今は毎回ちゃんと定時に薬を飲んでいます。何だこれ。誰だ私。
4,気持ちの切り替えが少し上手くなった。
年度末で忙しいというのに、30日が通院日でした。通院日は10時から15時ぐらいまでを病院と薬局で過ごす事になってしまうため、正直手痛い。
いつもならここで、焦燥感が募り苛々して大きなストレスを溜め込んでいるところなのですが、今回は違いました。
「病気だし、治療優先だよね」ということで、できるだけ仕事や用事を忘れて院内でボーッと脳を休息させることに成功。
他にも、娘(11ヶ月)が泣いていたら仕事の手を止めて抱っこしに行けるなど、色々なところでこれが役立っています。
5,優先順位が付けられるように
今までは一斉に押し寄せてくる情報を処理できず、片っ端からスピード勝負で片付けていたのですが、この年度末は忙しいにも関わらず物事に順序立てをして取り組んでいました。特に意識せず、自然と。
今やらなければいけない(既に予定に組み込まれている)事を優先し、29日に突然入った「今年度中に何とかお願い!」と言われたデザインの仕事は「いくら何でも無理。年度明け最優先でやるから少しだけ待って」と伝えて納得頂けました。勿論、クオリティは年度内に無理矢理間に合わせるよりも明らかに上がっています。
私は今まで何に焦らされていたんだろう?
以上のような『効果』に対して、私以上に喜んでいるのが妻です。
苛々も減り、臨機応変さが出て、凡ミスが激減。今まで迷惑を掛けたなぁ……。
ただ妻もADHDの傾向があり、私が『普通』になると妻のADHD的行動が目立つようになりました。今、主治医と相談してストラテラの服用検討中だそうです。
副作用に苦しむ姿も見ている妻から見ても、それだけ効果が出ていると言う事でしょう。
副作用
良い効果が出て、それで「めでたしめでたし」とはならないのが、薬。
特にストラテラはその傾向が顕著です……。
吐き気は、ガスモチンを処方してもらう事で軽減に成功しました。
今は朝プロテイン+バナナのジュースで、昼は軽く。夜はそこそこガッツリいけます。
食欲も元通りとはいきませんが、体重がみるみる落ちていくような状態でもありません。四月から筋トレの減量期に入ったので、意図的に1キロ落としたぐらいです。
最近辛いのは、目眩。
一番酷い日は立っていられないぐらいで、座っていると床が1メートルぐらいズルリと横に滑ったような感覚に襲われたり、テーブルが奥にうにょーんと伸びていったり、ちょっと正常な感覚とはかけ離れたものでした。あまりに酷いので、脳に何か問題があるんじゃないかと本気で思い、妻に「もし意識失ったり吐いたりしたら即行で救急車呼んで」と告げるレベル。本当に、酷かった。
そこまで酷い日は今のところ一日だけですが、それでも目眩は中々辛いものがあります。
その他、眠気はちょっと強め、中途覚醒は皆無、喉の渇きはちょっと強め、といったところです。
ストラテラ 服用15~17日目。日80mgに増量して副作用がヤバい。
15~17日目
効果 ■■
副作用 ■■■■■
(五段階評価)
朝25mg、夜25mgから朝40mg、夜40mgに増えました。
効果
・生活リズムが規則正しい。
・頭の切り替えが上手くなった気がする。
副作用
朝40mg、夜40mgに増えましたが、吐き気、目眩、眠気が強烈。
特に目眩と眠気は2週間目までそれほど気になっていなかったため、不意打ちを食らった気分でした。
ただ、結局一番辛いのは、飲んで三十分後~三時間後ぐらいの間に襲ってくる吐き気です。
早く効果が実感できるようにならないと心がぽっきり折れてしまいそう orz
一方で喉の渇きは何故か改善しました。
ストラテラ 服用13,14日目 2週間経って、安定。
13、14日目
効果 ■
副作用 ■
(五段階評価)
効果
何事もなく自然に夜眠れて朝起きられてる。という以外に目立った効果はなし。
相変わらず色々忘れるし、散らかるし、典型的なADHDの症状が明らかに改善されたというような状態には至ってません。
副作用
増量から約一週間。
身体が薬に慣れてきたのか、それとも副作用に感覚が慣れてきたのか。どっちかわかりませんが、生活に支障をきたすレベルの副作用は無いです。安定しています。
と言っても、食欲はストラテラ服用以前に比べたら落ちていますし、食べる量も減りました。
しかし体重は微動だにしていません。何でだろう……。プロテインとカロリーメイトのお陰だろうか。
脂っこいものも避けるようにしていますが、トンカツぐらいなら何とかいけました。でも豚骨ラーメンは二度と食べないぐらいの意気込みです。
ストラテラ 服用12日目 こむら返り
12日目
効果 ■
副作用 ■■■
(五段階評価)
効果
うーん……。鬱サイクルに入ってしまったようで、よくわかりません。
相変わらず朝は早いですが、鬱の所為なのかシャキッとはなりません。
それでも、何だかんだ健康的な時間帯に起きられてます。
副作用
吐き気や胃の不快感は最低限レベルに留まっています。
ただ、中途覚醒が多いのと、今日は加えて「こむら返り」で悶絶しながら夜中に目が覚めてしまい、激痛は治まったものの、朝になってもまだ足に痛みがある状態に。
私はスタンディングデスクなので、足が痛むのは困ります……。
ストラテラを飲み始めてから確実に身体が攣る回数も重症度も増しているので、薬の直接の作用か水の飲み過ぎかわかりませんが、身体のどこかがバランスを崩しているのだと思います。
芍薬甘草湯とスポーツドリンクである程度対処できていると思っていましたが、まだ工夫が必要なのかも知れません。
発達障害(アスペルガー・ADHD)と知識マウンティング
まずこれを。
※画像は転載していいのかわからなかったからしてません。
最近になって知った『知識マウンティング』という言葉。↑の漫画のような状態がそれに当たるようです。
何にでもハラスメントとかマウンティングとか付けておけばそれらしい言葉として成立して加害者と被害者が突如発生しちゃう勢いの昨今。
あまりこういうのは気にしない方なのですが、知識マウンティングは気をつけないといけないなぁと思いました。主に加害者側として。
アスペルガーもADHDも、自分の興味のある事に対して必要以上に語ってしまったり、時には相手の感情を完全に無視して喋り続けてしまう傾向があるそうです。
興味のある事なんだから、そりゃある程度の知識が付いています。
私が自作オーディオやラノベやデザインの話をしたところで、興味のない人には別に聞きたくない話だろうし。
それでも話したくなるかというと、少なくとも私の場合、別にならないんですけどね。
聞き流されて構わない話なら壁にでも話しかけます。壁は怒らないので。(※本当にやってるわけじゃないです)
喋る時は相手を無視しても良いですという教育も受けてないですし。
ただ、アスペルガーとADHDを併発しちゃってる自分にとってどうしたらいいかわからないのが、説明癖。
悪意はない。
悪意はないんだけど、私は自分が話そうと思った事の中に少しでも特殊性や専門性のあるワードがあれば、相手がそのワードを知っているか知らないかを事前に一々確かめないと会話が開始できない傾向があります。
そして知らなければ「じゃあいいや」で終わるのもおかしいと思い、くどくどと説明してしまいます。相手は興味ないかもしれないのに。
わかりやすく別の言い方に置き換えるとか、話題の方向を変えるとか、いっそ全く違う話に切り替えるとか、そういう機転が全く利きません。
かといって確かめずに喋り始めて突然「○○って何?」とか聞かれると予定が狂ってパニクってしまいます……。
決して自分の知識をひけらかしたいとか自慢したいとかそういうわけじゃないんだけど、いや本音を言えば2%ぐらいはそういう気持ちもあるけれど、無意識に「説明」という知識マウンティングをしていることがあるなぁ、と。
それでも私は一見すると空気が読めない人とは余り思われないようなのですが、それは
1.相手が喋ってたら聞く。
2.相手が黙っていたら、自分から喋る。
というルールの中で生きているだけで、そこに「何となくお互い黙ってやり過ごす」とか「他愛もない会話で和む」とか、そういう曖昧な境界線が引かれてないんですよね……。
だから相手が黙っていると脅迫観念的に、それが責務であるかの如く、何か帰結のある内容で喋りはじめます。
会話には全て目的があるものだと考えてしまいがちです。
(ここまで書いてて思ったんですが、この人ウザいですね orz)
ついでに言ってしまえば、会話は楽しむものじゃなくて人間の義務だとすら思ってます。
私がアスペルガーという診断を受けた時、始めて「普通の人は会話を楽しんでいる」という事実を知り衝撃を受けました。
全員頑張って義務を果たしているものだとばかり思っていましたから……。笑顔でよく頑張っているなぁ。自分ももっと修練を積まないといけないなぁ。と。
先にも書いたとおり、アスペルガーやADHDの人は自分の興味のある事に関してはブレーキなく喋ってしまいがち。
その上ハンドル操作が下手だから目的地まで直進し続けてしまう。
曲がれば良いのに。
止まっても良いのに。
目的地なくドライブしても良いのに。
それが中々できない。
そういう障害と言ってしまえばそれまでだけど、知識マウンティングで不用意に誰かを痛めつけてしまう前に、自分なりの解決手段を考えることはできますし、子供の場合は療育という方法もあります。
ADHDであれば薬に頼るのも手かもしれません。
それに、加害者にならないように――ということも勿論大事ですが、自分の発言で場の空気を壊してしまったり、何故か自分が流暢に喋っている時に限って雰囲気が悪くなったり、そういう苦い経験は結構心に残ります。
自分のためにも、知識マウンティングはできる限り避けるよう心がける必要があると感じました。
(いつもまとまりのない文章で申し訳ありません)