液晶モニタがピンチ
私が使っている液晶モニタ
今これを書いている際にも使っているモニタですが
三菱電機の RDT261WH というモニタでして
1920×1200の作業スペースに
広い色域、良好な発色と
デザイン関係の仕事でも使える
正直、中々良いモニタだと思います。買って良かった。
ただ、発売が2006年ということで、ほぼ10年前の製品。
発売直後に購入したため、うちに来てからも同じような期間が経過していますが
さすがに寿命が近いのか、たまに入力信号を見失ってしまう現象が起こります。
で、そろそろ買い換え候補を考えないとなぁと
価格ドットコムとかで調べてみると
個人的に譲れないラインの「縦1200の解像度」で「IPS」の商品が高い。
フルHD(1980×1060)は昔に比べたら凄く安いんですけれどね。
そこで一気にジャンプアップして
4Kモニタとか見てみると、
高い上に商品が出揃ってない感も満載。
というか字が細かくならない範囲で選ぶなら
4Kだと40インチ以上とかになってしまう。
(うちはWinなのでMacのようにHiDPI環境で使うこともできず)
その上、まともに表示させるにはGPUを増設しないと無理。
このGPUもそこそこのお値段。
さすがにまだ4Kは違うのかなーということで
辿り着いたのがWQHD(2560×1440)の液晶。
これならGPUを別途購入する必要も無く
うちのPCのCPU(Skylake世代のCore i5)だけで対応できるらしい。
更に、32インチの商品なら、ドットピッチが今のRDT261WHと変わらないため
=同じ文字サイズとなり、違和感なく移行できそう。
ただ、32インチのWQHDで買えそうな商品は
OMEN by HP 32
これだけ。
価格ドットコムで45,000円ぐらい。凄く安いわけではない。
問題は、パネルがVA。
液晶パネルは、大雑把に分類すると、IPS、VA、TNの3種類があり
どこから見ても色の変化が少なく、業務用に適しているのがIPS。
若干色変化はあるが、黒が黒く表現でき、鑑賞用ならいけるVA。
色の変化が激しく表現力も無いが、ひたすら安いTN。
個人的な序列は
IPS>>VA>(越えられない壁)>TN
ぐらい。
TNじゃないだけマシだけれど、IPSじゃないからどうしようという感じ。
もし、また長持ちして10年も使うことになったら、ここでの妥協は痛い。
そこで次なる候補になったのが
JN-IPS2716WQHD
「JAPANNEXT」という聞き慣れないブランド名で
ネットでの評判も正直、信用に足るほどの量がなく
しかしIPS。
色域は何も明記されていないが、10億7000万色ということで10bitカラーに対応している模様。
そして値段が29,000円と、手を出しやすい。
問題は、ベゼルが古めかしいほどデカく古くさい外観なのと
VESAマウントに対応していない。という辺りでしょうか。
今のRDT261WHはスタンドが割と優秀なため
モニターアーム等を使ったことはないんですが……。
まあ、この値段なら、多少の問題があっても許容できる気がします。
完全に壊れるまで粘るか、いっそ決めてしまうか。微妙なところ。
悩んでる間が一番楽しいとも言うが……。