LZ-A4という中華イヤホン① 開封の儀
長いので、二回に分けます。
写真の撮り方とかド下手なので、ご了承ください。
最近ちょこちょこと良い話が出回っている中華イヤホン、【LZ-A4】。いくつかのブログで絶賛、もしくは好印象と書かれていて、海外での評価も調べた限りでは(読み間違えていなければ)高い様子。
私はイヤホンにそこまで詳しいわけではありませんが、とりあえずメインのイヤホン歴としてはE4C→10pro→SE535と推移しています。
BA型の繊細で神経質な音が好き。でも同時に低音スキーでもある。これが悩ましいところ。
しかし去年何となく手を出してみた3000円程度の低価格中華イヤホン『UEs』が、メインイヤホンに食い込んでくるほど面白かったので、じゃあいっそメインイヤホンを本気でSE535から変更してしまおうということに。
LZ-A4は評判を見る限りでは、『解像感が高く、開放感があり、聴き疲れがしない音』という評価が多い。
解像感も開放感も魅惑的だけれど、長時間使用を基本としている私にとっては聞き疲れしない音こそが正に求めているもの。
イヤホン本体に装着するフィルターを変更することで音質を変えられるギミックも、こういう変わり種が好きな私にとっては物凄く魅力的。
ただ、中華イヤホンに20000円以上支払うことには、多少の抵抗を感じます。
20000円あれば国内で割と良い物が選べるじゃん? と思わなくはない。
でもまあ、ここは思い切ってポチッと。
そして届いた箱からは、激しい中華臭が漂う。
開けたら肉まんが出てきそう。
開封
左上のイヤホンが落下しています。でも中華クオリティに細かい部分を期待してはいけません。無事に届けばそれで良いんです。何も問題はありません。無問題。
下部に6ペアのイヤーピース。
更に開けていく。
何に合格したのかわかりません……。
ただ、紙は明らかに家庭用の名刺用紙といった感じで、残念な手作り感があります。
何か公的な認証を受けたというよりも、自社で定めた基準をクリアしています程度のものかもしれません。詳細は不明。
更に開封(開梱)していくと、100均で売っていそうな薄っぺらいアルミ?か何かの金属ケースが出てきました。
中にはイヤーピースが1ペアと、本体の前後に取り付けるフィルターが収納されています。
大きい方が背面フィルターで、小さい方が前面フィルターですね。
組み合わせ次第で18通りのパターンがあり、好みの音を選ぶことができます。その日の気分で変えちゃったりしても良いかもしれない。
持ち歩くには中華感が強すぎるポーチ。
想像だけれど、このロゴは多分中国国内でも受けが悪いんじゃないかな。変えた方が良いと思う。デザインは大切。
並べるとこんな感じ。脱落していたイヤホン(L)は可哀想なので本来の位置に戻しました。
中華感は置いておいて、付属品の種類はかなり多いと感じます。特にイヤーピースは、こんなにいらないだろうと思ってしまうぐらい付属しています。
イヤーピースだけを並べてみました。
たいていの人はこの中からそれなりに合うものを選べると思います。
私はコンプライ風が好き。
本体
作りの良さとか、正直よくわからないんだけれど。
でもこのプラスチック感は、実売20000円台のイヤホンとしてかなりレベルが低いでしょう。
ぱっと見だけなら3000円のUEsにすら劣っています。
ただ、私は音と装着感が良ければ何でもいい人間なので、気にしません。
SE535と比べてみる。
明らかに大きいですね。
でもこうして比べるとSE535も別に高級感があるわけじゃないかな……。
ステムが明らかに太いですね。SE535が細すぎるというのもありますが。
ケーブル
何でも良いからもうそのロゴやめてください。外で使いにくいじゃないですか。ほぼ引きこもりの私が外で使う機会なんてそうありませんけれど。
気になる人は外して使うが吉です。
ケーブルそのものは、細めでやや頼りない印象。
しかし造りはそれなりに丁寧に見える。
最後に、ケーブルとコンプライもどきを装着した状態。
音質レビューは次の記事で。