風邪薬に含まれる無水カフェインとパニック障害。
急に熱が出てしまいまして。
喉も痛いし、鼻は詰まるし、関節が痛いし。
熱は37~38.6で推移です。
ちなみに長男の通う小学校ではインフルエンザB型が流行しています。
ついでに長男と一番仲の良い友達は高熱で休んだそうです。
ただ、長男は予防接種をしてR1ドリンクを毎日飲んだのにA型B型両方に感染した実に私の子供らしい子なので、抗体を持っているのか咳き込む程度で元気です。
痛みを伴う経験も大事なのです。
とりあえず風邪薬を飲んだよ。
凄い高熱というわけでもないので、まず市販の風邪薬で様子を見ることに。
ドラッグストアで最安値だったという理由だけで選ばれた子です。
イライラ、ソワソワ、妙な不安感が発生。
風邪で調子が悪いからかな、とも思ったのですが
妙に地に足がつかない感じというか
些細なことでイラッとしてしまったり、手足がムズムズしたり。
何か得体の知れない不安感が突然発生します。
成分 9錠(成人1日量)中
アセトアミノフェン 900mg 熱を下げ、痛みをしずめます。
クロルフェニラミンマレイン酸塩 7.5mg くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状をおさえます。
デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物 48mg せきをしずめ、たんを切ります。
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 60mg せきをしずめ、たんを切ります。
ヘスペリジン 45mg かぜをひいて消耗がちなビタミンを補います。
カンゾウエキス(カンゾウ750mgに相当) 187.5mg せきをしずめ、たんをとります。また、炎症をしずめます。
ショウキョウ末 150mg 発汗を促し、熱を下げます。
無水カフェイン 75mg 頭の重い感じをやわらげます。
(゚Д゚)<やっぱりお前か
無水カフェインとカフェインの違いはそれほど無いそうですが
缶コーヒーの『BOSS無糖ブラック』が93mgのカフェインを含んでいるので
75mgならパニック障害持ちとしては、そこそこの量になります。
私は最近発作の頻度が収まる傾向にあり、微量ながらカフェインの摂取を始めましたので、不安感程度で済んだんだと思います。
ロキソニンという選択肢(但しSプレミアム除く)
解熱鎮痛剤の大定番、ロキソニン。
一般的にはインフルエンザの疑いがある場合に飲み合わせが悪いとされていて
子供の場合、特に10代ではインフルエンザ脳症などのリスクが高まるため回避すべき、だそうですが
実は成人には普通に処方されていたりします。
(子供の場合はアセトアミノフェンを含む解熱剤が大定番になります。カロナールも安全だとか。バファリンはダメだそうです)
ただ責任は負えないので「ロキソニン インフルエンザ 成人」とかで検索すると尚良いと思います。
で、このロキソニンには無水カフェインが含まれていません。
これはパニック持ちにはとんでもなく嬉しい事実。
無水カフェイン自体は鎮痛作用の補助に配合されるそうですが、ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンナトリウムは単体でも強力な効果があるため、カフェインなどいらんわ! という姿勢のようです。
※但しロキソニンの中で最高級となる『Sプレミアム』には、無水カフェインが配合されています。
カコナールもカフェインなし。
ロキソニン程の強い効果は期待できませんが、一方でロキソニンはあくまで解熱鎮痛剤であり、風邪薬ではありません。
市販の風邪薬としては『カコナール』がカフェインなしで安心して飲むことができます。
パニック障害とカフェイン
この二つは切っても切り離せない関係なので、色々困りますよね。
ただ最近ではローソンがカフェインレスコーヒーを販売するなど
デカフェがちょっとしたブームになっています。
パニック持ちとしてはありがたい限りですね。
ただ重度の場合は97%カットでも残り3%に反応してしまったり
その3%に対する不安感で発作を起こすこともあるので(私は一度経験してます)
デカフェと言えど体調や症状の重さと相談しながら利用することをお奨めします。