mohumohux

病気や子育てについて書くつもりが、趣味の話が増えてしまった雑多ブログ。

FUNAIの有機ELテレビを見てきた【レビュー】

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録画できるテレビって便利ですよね。レコーダーと一々接続しなくても、テレビ本体のリモコンでサッと録画。

我が家は未だに日立プラズマWoooを愛用しています。録画機能が本当に便利。もう10年目になるのにHDDが壊れてないのは奇跡のような気もします。

 

元々液晶を選ばずプラズマを買った人間は何かしら拘りがあるか、液晶への拒否反応がある(あった)と思うので、私に限らず4Kへの乗り換え先としては特性が近い有機ELが第一希望になるんじゃないかなと。

まだ少し価格が痛いですが……。

以下、軽いレビューです。

現状、本当の意味で録画機能付き有機ELはFUNAIだけ

しかし現状の有機EL商品はソニー東芝パナソニック、LG、全て録画機能がありません。正確にはUSBHDDを外付けすれば録画できますが、操作性や信頼性などでは「本気で録画するならレコーダー買ってね」という感じのようです。

あと外付けのUSBHDDって相性問題とか置き場所の問題が発生するので、やはりレコーダーと同じくメーカーが組み込んだHDDに録画するのがベストだと思われます。

FUNAIは録画機能を前面に打ち出すメーカーですし、当然最初からHDDが内蔵されているので、上述した問題を心配する必要はなさそうです。

 

画質チェック

横並びに東芝パナソニックSONY、フナイ、LGの順で並んでいました。

どれも展示用の映像を流しているので、当然綺麗です。フナイは花火の映像でした。

この時点では映像が違うため比較は不可能。ということで全機種を地デジに変更(もちろん店員さんの了承は得ています。まだ買う気で来た! とは言えませんが、「フナイのテレビはヤマダ電機さんでしか見られないので」と言うと快く了承してくださいました)。

 

国内御三家

東芝以外は全て2018年モデル。横一線に並ぶと、さすがに東芝パナソニックSONYはちょっと抜けてる感があります。FHDに満たない妙な解像度の地デジを、上手くコントロールしている印象です。しかし当然ながら地デジが4K並に! などと言うことはなく、あくまで処理が上手いと感じる程度です。

 

一方、フナイとLGは

さすがに国内大手御三家と比べると、処理が上手く行っていないと感じます。しかしLGに関しては昨年(2017年モデル)よりマシになったような印象があり、「安さでLGを選ぶなら地デジ画質は忘れる必要がある」とまでは言えなくなったような気がします。

フナイに関しては有機ELの特性を上手く利用しつつも、ほとんど素性だけで戦っている印象です。比較するとノイズが目立ち、色のリッチさを感じることができませんでした。よく言えば「素直」な印象を受けます。しかし、逆にフナイから他社製品に目を移すと色がのっぺりし過ぎているような印象を強く受けます

明るすぎる店内で展示画質ですから、展示用映像に適した画質設定がされているのだと思われます。その点、フナイは展示用映像が花火なので、より現実的な設定で展示されているのかなと。

 

この辺りから店員さんのセールスが本気を出し始めたので、現状出たばかりのフナイ有機ELがそれほど値引きされないことだけ確認して、帰宅しました。(他のお客さんもいる中で空気に耐えられなかった……。値段的に今じゃないと思いながら設定を弄ってあまり迷惑をかけるのも気が引けます)

 

総評

私は以前にFUNAIの液晶テレビを酷評したことがありますが、今回の有機EL7010シリーズに限っては好印象です。安くなってLGと価格で勝負できるようになった頃が狙い目かなと!