『アイフレンド』で3000円のメガネを作ってみた
ここ十年ちょっとぐらいの間に眼鏡の価格は大分安くなりましたね。
特にJINSやZoffの台頭は大きいでしょう。価格破壊を率先してくれた急先鋒です。
そんな状況にあって街の眼鏡屋さんも格安メガネの取り扱いを始めたり
新たに格安メガネのチェーン店ができたりしているのが現状だと思います。
そんな折、九州住まいの私が町中で「メガネ一式3000円」の看板を発見。会社は「アイフレンド」という聞き慣れないものでした。
まず、定休日が多い
僕の行った店では火曜金曜定休日でした。
火曜はまあわかるけど金曜って……お客さんどっさり入る日だと思うのですが、従業員の休みを優先させた結果ですかね。これで従業員の対応が酷かったら悲惨です。
この日はたまたま金曜日だったので別の日に改めることに。しかし若干不安になりました。
店は小さい
店舗スペースは一般的なJINS店舗などと比べても一回り小さいかも知れません。
メガネの数はそう多くないものの、七割ぐらいが3000円均一となっていて目的の予算内でのメガネ選びには困りません。
残り一割がサングラス、二割が(3000円に比べれば)少し高価なメガネと言ったところでしょうか。9000円程度のものもありました。
キッズスペースあり
オシャレ感を前面に出すような店では無いためか、小さな店舗スペースの中にキッズスペースを設けていました。これは子持ちにとっては非常に有り難い。私の娘はそこで玩具に夢中でした。これでゆっくりメガネが選べます。
非球面レンズは+1000円
ここでちょっとした罠が。
JINSなどでは料金に内包されている非球面レンズ代が有料オプションです。
と言っても非球面レンズにはあまり意味が無く球面で十分だとする声もあり……。そういう方にはコミコミ4000円で売られるよりも良いとも考えられます。
私は4000円で非球面を、妻は3000円で球面を選択しました。妻は元々球面レンズ使いなのです。家計に優しいなあ。
肝心の店員さんはレベルが高め
JINSなどの格安量販店で不満に思うのは店員さんのメガネ屋レベル(?)が低いこと。
まあそういうのを求めるところじゃないんですけどね。
「ファッション眼鏡屋」か、「眼鏡屋」か。
この違いはかなり大きいのです。
アイフレンドの店員さんはメガネの測定や球面・非球面レンズについても知識が豊富であり、決して高く売り付けるだけが目的ではないと言った様子で「絶対非球面が良いですよ!」とは言わずに「今が非球面なら違和感が少ないのは非球面でしょうね」ぐらいの感じでした。
製作は超早い
店舗では「20分」と謳っていましたので「2本40分」で案内されたのですが、実際には2本20分で完成していました。はや……っ!
値段に対して満足度は高め。品質はそれなり。
店員さんの対応やキッズスペース、製作の速さもあり満足度はかなり高め。
ただメガネ本体は「あくまで3000円」という感じで、決して良質であったり高価に見えたりするものではありません。(タイトル画像のものが今回製作して頂いたメガネです)
私はもうJINSやZoffには行かないかも……。地元企業を応援したい気持ちもありますしね。最初は不安もありましたが最終的にはそう思わせてくれる、良いお店でした。