FUNAIの4Kを見てきた。画質は?
久々のお出かけで(引き籠もりがち)YAMADA電気へ行ったので
ついでにFUNAIの4Kテレビを見てきました。
FUNAI(ふない・船井)の4Kとは、ある程度の年齢を越えていれば割と知られている懐かしのブランド『フナイ』が日本で自社製品の販売を再開し、その目玉として据えられている4K・倍速・HDR・録画対応のテレビです。(機種に因ります)
発売がまだ先なので田舎では置いてないかな、と思ったのですが、堂々とテレビコーナーど真ん中に鎮座させてありました。
フナイと言えば家電量販店どころかホームセンターの片隅で売ってるテレビという印象が強いため、
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;゚Д゚) …こ、これがフナイだと!?
割とリアルにこんな感じに。
55インチや60インチともなると、その大きさと存在感に圧倒されます。あの小さかったフナイがこんなに立派に育って…。
フナイ自体は全然小さくないんですけどね。北米シェアはトップクラスで、SONYやパナソニックより上だったような気がします。
今日は土曜日ということもあり店員さんの目がギラついていて怖かったので、大して設定とか弄くれませんでしたが、一応5000シリーズを見てきた印象としては
- 値段無し。
- ダイナミック?だとかなり青い。ナチュラルだと妙に濃いというかのっぺりして暗い印象。
- 地デジきちゃない。
- BS、4K映像はそこそこ綺麗。少し輪郭がボケ気味に感じた。
- リモコンの反応遅め。
- 個人差とはいえ、残像は強く感じた。
- 映像メニューにゲームモードあり。遅延とかはよく分からない。
- 両隣のパナ東芝と比べたからかもしれないけど、映像のレベルは二つ三つ劣る。
正直、LG並に安くないと厳しそう……。
テレビ試聴において一番のネックは地デジの画質ですね。地デジは1440*1080でフルHD(1980*1080)ではないので、綺麗に映そうとするとアップコンバート技術が必要になってしまいます。LGもこれは苦手としていて、ある意味日本独自の条件かもしれません。
FUNAIは日本のメーカーであり、かつ独自のアップコンバート技術を搭載していると謳っていて期待したのですが、正直これでは苦しいと感じました。
別途チューナー用意してそっちでアプコンするからおkおkって人なら問題ないですが、大抵の人はテレビはテレビのチューナーで見るので、この部分はもっと煮詰めても良かったんじゃないかなと。
いっそ店頭販売がなければ売れるんじゃないかとすら思います。
それでも店頭で売るという事は、余程値段に自信があるのでしょうか。LGの安いRGBWパネル製品とも比較できる程度なら、LGよりフナイが売れるとは思いますが。
※ちなみに既にファームウェアのバージョンアップが来ていましたので、それで問題点が改善される可能性はあります。
※私は自発光(プラズマや有機EL)派です。