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うっかり死なないようにするだけ。

夫(私)が鬱でアスペルガー。妻は躁鬱。でも何とかなってるような気がしなくもない日々。

ストラテラでADHD要素が減ってアスペルガー要素が増えた件。

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 ストラテラを1日80mg飲み出してから、明らかにADHD的な症状は減りました。その辺りの流れは過去記事で。

 

mohumohux.hateblo.jp

 

 ただ、私はアスペルガーADHDの両方を持っていると診断されています。

 ADHDの症状を改善してくれる薬(ストラテラ)を飲んで効果があったため、ADHD的な不注意や物忘れが劇的に改善し、これまで壊滅的というか多分存在すらしていなかったんじゃないかと言いたい体内時計が突然時間を刻み始め、生活リズムが生まれました。しかし一方でアスペルガー的要素はADHDの要素が改善されていくと同時に、ストラテラ服用以前より増しています。

 

 その中でも目立って悪化している、感覚過敏。

 

 割と有名なKAIENという会社のサイトに発達障害の感覚過敏が解りやすく掲載されていたので、そこを基に私の感覚過敏を抽出してストラテラ服用後にどう変化したかを書いてみます。

 ※感覚過敏には様々なものがありますが、あくまで人其れ其れで、私も全て当てはまるわけではありません。

 

発達障害と感覚過敏・鈍麻 : 大人の発達障害Q&A - 株式会社Kaien

 

■聴覚

・特定の大きな音がその場から逃げ出すほど苦手。【悪化】

 好きなのに映画が見られなかったり、好きなのにカラオケに行けなかったり。遊園地とか音だけで盛大にビビるので全体がお化け屋敷みたいなものです。耐えられる限り耐えていれば突然恐怖心が消え去る事もありますが、突然復活したりもするので、困ります。ただ、大人になるにつれて消えていき、映画はアクション以外なら何とか、カラオケも一時的な症状に耐えさえすれば何とか。最近では念願のライブ参戦までも(≧∀≦)

 このまま年齢と共に消えていくのかと思っていましたが、ストラテラ服用後徐々に復活。この間は子供と遊んでいる時に真上をヘリコプター三機が通過して、音が怖すぎてしばらく身動きをとれないでいました。

遠くの音が聞こえすぎたり、音の遠近が付きづらかったりする。【悪化】

 これ、発達障害の症状だとは思いませんでした。世の中の全員がそうだとばかり(この思い込みもアスペルガーの特徴らしいです)。

 音がどこから鳴っているのか、特定する事が凄く苦手。音響的な意味の遠い近いは解るけれど、例えば外で食事をする時の店内BGMは凄く苦手で、会話はおろか食事にも集中できなくなったりします。BGMがイヤホンで聴いているかの如く近くで鳴っているように感じることもあります。

 これと『特定の大きな音がその場から逃げ出すほど苦手』が同時に出ると、音恐怖症というような状態になります。音全部が間近で鳴っているように大きく聞こえるので、全ての音が恐怖の対象です。ストラテラの効果を感じ始めると同時に、毎日30分~1時間程度この状態になるようになりました。

 近くの音が遠く聞こえる事はあまりないです。多分。少なくとも自覚する限り。(自信なし)

 

また、聴覚の過敏であっても、何かに集中するとかえって物音が聞こえなさすぎる状態になる方もいます。この場合は「いつもは音を気にしているのに、場合によっては名前を大きな声で呼んでも気づかないなんて、なんて自分勝手な奴だ」と勘違いされてしまうこともあります。

 

 引用になりますが、確かに昔よく言われました。

 だからイヤホンやヘッドホンをして、「今聞こえてませんよ」とアピールします。更に私はこれを利用して、ヘッドホン・イヤホンをしているのに一切音を感じないように集中することで意図的に過集中に入れるようになりました。一種の特技であり、発達障害の私が仕事をする上での武器です。その状態だと、周りの音が聞こえていなくても咎められません。だから実は音楽聴いていなかったりします(^◇^;)

 この意図的な過集中はストラテラ服用後難しくなり、最近はあまりできません。できない、と言うより、普通に集中できるので過集中に入る必要があまりないです。

 

■視覚

・些末な違いが気になったり、目に飛び込んできたりする感覚がある。【悪化】

 視覚系は聴覚ほど酷くはありませんが、変に一カ所だけを集中してみてしまったり、視界の外側から突然「私を見て!」と言わんばかりに目に飛び込んできたりします。特に外出時は出やすい症状です。

 

■体内感覚

・空腹の感覚が乏しく、食事をたびたび忘れる。【良化】
・疲れているという感覚がわからない。このため急に倒れる。【良化】

 私の中でこの二つは殆ど同じです。常に全力投球。0か100かしか存在しない。という勢いで、実際今まで生きてきて突然ぶっ倒れた回数は多分100を下らないと思います。そんな状態ですから、食事を忘れるのは日常茶飯事。特に10代後半~20代は正にこれで、意識不明のまま救急車で運ばれた事もあります。

 ストラテラ服用後は過集中の回数が減り、疲れの感覚は未だに鈍いですが『集中の切れ間』が良い意味で増えました。時間感覚があるため、食事や薬を忘れる事もほとんどありません。また、何かに追い立てられている感覚(衝動性?)も減ったため、休む時にしっかり休めています。

 

■触覚

・他人から触られることが苦手だったり、痛みを感じることもある。【変化無し】

 痛みは感じませんが、触られると過剰に反応します。特に後ろから急に肩を叩かれるとパニックです。高校生の頃に驚いて思わず裏拳を当ててしまった事も……。

 

・手や足を中心にものを付けることを著しく嫌う。【変化無し】

 靴下は、くるぶしの下までのものを買って我慢しています。

 アスペルガーADHD両方に疑いのある小学二年の息子も同じようで、靴下を嫌います。

 

特定の衣服や布でないと身に着けられない。(※家の中では裸を好むことも)【変化無し】

 裸族最高(・∀・)

 新しい四字熟語みたいになってしまいましたが、本当に、できる事なら何も身に纏いたくはない。主に締め付け感のある衣服は苦手。サラサラ系の服が大好き。

 

■まとめると

 総じて視覚聴覚が悪化。体内感覚は良化。触覚は変化無し。

 ただこれらは発達障害全般の話なので、併発している私にとってどれがアスペルガー固有なのかとか、ADHD由来なのかとか、その辺りは全く解りません。

 もしかしたら私の場合、体内感覚がADHD由来で視覚聴覚はアスペルガー由来なのかもしれませんが、体内感覚はむしろ鈍化しているのが問題だったので、単純に感覚が鋭くなっているのかもしれません。

 実際ストラテラで感覚が鋭くなる・過敏が酷くなった、という例は、ネットを検索したら一定数存在するようです。

 

ストラテラについて

 ただ、じゃあストラテラ飲むの止めよう、とはならないです。多大な恩恵があるので、吐き気や目眩などの副作用に視覚聴覚の感覚過敏が加わっても、それでも飲んでいる方が圧倒的に生活が楽。生活が楽だから生きるのも楽。この調子で鬱も治ってくれないかと期待できる程。

 発達障害の症状もそれに伴う生き辛さの感じ方も全ては一律でなく人其れ其れなので、私は未だに子供に飲ませる気にはならないですが、もし自己判断できる年齢で本当に症状で困っていて副作用にも耐えられるなら、ストラテラという選択肢(時にはコンサータかもしれない)はありだと思います。